看護部ブログ

STRONGER TOGETHER

第32回オリンピック競技大会(2020/東京)が開幕し、連日熱戦が続いている。
200を超える国・地域と難民選手団の若者たちが、様々な困難に直面し、それでも自分と仲間を信じ、ただオリンピックという舞台を目指して東京に集った。

コロナ禍という人類の試練にあって1年延期となったオリンピック
賛否両論ある中での開催
感染対策のために制限の多いオリンピック

選手たちは、置かれた状況を理解し自分の力を全て出し切ることに集中している。
組織委員会は「安全第一」の決断のもとに、アスリート・チーム役員向けにプレイブックを作成している。そこに書かれている感染対策は、全ての参加者、東京と日本の人々を守るために行われるものだという。
最初のページ「STRONGER TOGETHER(より強く、共に強く)」という言葉。
この言葉に目がとまります。
新型コロナウィルス感染拡大から1年半。
置かれた立場は違っても、今を生きる全ての人たちが多くを我慢し、変化する状況に適応することを求められ、先が見えず自分の目指す方向を見失うこともあったでしょう。
私たちの仕事を振り返ってみると、先が見えない中で患者さん、自分自身と共に働く仲間の安全を守るために今できることを積み重ねてきました。
「過去と同じ看護ができないからよい看護ではない」と自分たちを責めることもあったと思います。
しかし、確かに看護は途切れることなく繋がれています。
その事実を信じ、この困難を乗り越えた先の未来を信じ
仲間と共に前へ・・・。
STRONGER TOGETHER

今、私達にできること…。

新型コロナウィルス感染が全国に拡大している中、私達の仕事も大きく影響を受けています。
療養病院の看護は、「手から伝わる温もり」「寄り添う」ことを大切にしてきました。
「人との距離をとること」は、今までと正反対の行動です。
現場のスタッフは、患者さんや同僚と近寄りたい気持ちを抑えながら、「どう寄り添うか、どう繋がるか」新たな仕事の形を探る日々です。

面会制限が続く中で、多くの患者さんは家族と会えない淋しさが募っています。
当院では、6月よりオンライン面会を始めました。
数か月ぶりにお互いの無事を泣いて喜んだり、複数の場所からのグループ参加で3世代が数年ぶりに顔を合わせたり、海外からの予約もあったそうです。

まだまだ続くWithコロナ。
「今、私達にできること」を一つひとつ積み重ねていきたいと思います。

離れていても仲間だよ

4月1日、指扇療養病院は看護師7名、介護福祉士1名、看護補助者6名の新しい仲間を迎えました。
今年度は、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で合同オリエンテーションは中止。
各病院に分かれて、密閉・密集・密接を避けて行いました。
2週間のオリエンテーションの中では、「人の意見を聴く」「自分の意見を言う」「お互いを知る」という場面が多くあり、日々重ねるごとに一人ひとりが成長しています。

最終日に「離れていても仲間だよ」「それぞれの配属先でお互い頑張ろう」という気持ちを体で表現し、記念撮影。
このブログに載せることにも協力してくれました。ありがとう!
配属先では先輩たちが待っています。
これからの1年は今まで経験したことのない1年になるでしょう。
だからこそ、人として専門職として大きく成長していくはずです。
同期の仲間と支え合い、先輩や上司に支えられながら、ひとつひとつ乗り越えていけますように…。
部長室から応援しています。

2019年度看護・介護研究発表会

2月5日、院内看護・介護研究発表7題が行われました。
どの発表も「ケアの現状を明らかにしたい」「患者の不安や苦痛を和らげたい」など、現場の患者さんを思う気持ちから始まり、看護・介護の質向上につながるものです。
彼らの発表する姿は、緊張の中にも取り組んだプロセスに自信を持っているように見えました。
患者さんへの感謝の気持ちが溢れ涙ぐむ発表者の姿があったり、共に患者さんに関わってきたリハビリ課や栄養課の職員も参加してくれたり、人との繋がりを感じる発表会でした。

早いもので2月も後半です。
3月、4月は職員の異動があり、新人職員も入職してきます。
患者さん・ご家族に「ここを選んでよかった」と思っていただけるように、患者さんから学び、共に育ちあえる新たなチーム作りが始まります。

「最高のチーム」で全面復旧を目指す!

10月12日台風19号の影響により指扇療養病院・老人保健施設びわの葉の1階は、浸水・一部断水・エレべーター全5基が停止。
1階にあった厨房・職員食堂・機械浴室・リハビリ室・職員更衣室・保育室などが使用不可能に陥り、私達は未曾有の経験をすることとなった。

水が引くと同時に始まった清掃・撤去作業。
リネン類、紙おむつ、注射薬などを階段で運搬、可燃ごみや不燃ごみ・医療廃棄物・使用後のリネン類などは非常用螺旋滑り台で1階ずつ降ろしながら廃棄、更衣室ロッカー内の私物の撤去作業に追われた。

多くの患者さんが機械浴対応だった為、洗髪・清拭のほか機械浴用のストレッチャーを使った病棟でのシャワー浴を実施。
患者さんの食事は指扇病院の厨房に8日間依頼、出来上がった食事は階段を利用しリレー形式で病棟へ運搬・配膳した。
また、患者さんの食事を優先するため指扇病院・療養病院とも職員食堂を17日間休止。

この他にも沢山の部門・病院を超えた協力体制があり、多くの人たちに支えられていることに有難く思う毎日です。

エレベーター1基、厨房が復旧し、少しずつ前に進んでいますが、全面復旧にはまだ時間がかかります。
しかし、私の目に映るのは、目の前のことに一生懸命に取り組む頼もしい職員の姿です。
日々の変化に対応しながら、お互い助け合える「最高のチーム」で全面復旧を目指します。

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